段差解消機の基礎知識

段差解消機は、段差のある場所を車椅子で移動するときに利用する介助用のリフトであり、介助者の体力的負担を軽減することを目的に使用されます。段差を解消する方法としては、ほかにもスロープ(坂)を設置する場合がありますが、段差の高さに対して12倍もの距離を持つ坂にする必要があるため、ある程度のスペースがないと設置できないという難点があります。しかし段差解消機なら、上下に移動するリフトを利用するので、比較的狭いスペースでも設置が可能ですし、長いスロープを移動するより体力的にも楽だと言えるでしょう。さらに、パワーが強いタイプであれば、介助者が一緒に搭乗することも可能です。設置については、家庭用の100Vの電源があれば設置可能で、比較的短期間で工事を行うことができます。また、購入するだけでなくレンタルサービスを利用することも可能です。

段差解消機と地面との微妙な段差の対応

住宅では適度に段差が設けられています。これによって外からのごみやほこりが庭に入らない、家の中に入らないようにすることができます。理想は段差がない状態ですが、段差をなくせばほこりが入り放題になります。掃除が大変になることがあります。しかし車いすを利用する人が家庭にいれば段差は大変です。大きな段差があるときには段差解消機を使うとよいでしょう。数十センチぐらいから数メートルの高さなどいろいろなタイプがあります。この時この機械を使っても多少段差が生じることがあります。いくら設置をするとしてもぴったりに設置はできません。隙間ができたり段差が生じたりすることがあります。この時にわずかな段差を解消する仕組みがあると助かります。スロープが出るようになっていると数センチの段差ぐらいなら簡単に乗り降りができるので問題なく利用できます。

段差解消機は安全が確認されてから作動

エレベーターには健常者が利用する場合、車いすなど体が不自由な人が利用する場合で少し動作が異なる場合があります。ボタンの位置も車いすの利用者が利用しやすい位置に設置されています。この時には通常よりも扉が開く時間が長くとられ、閉まるを押さないと閉まらないなどの工夫があります。もし乗るのに時間がかかって閉まったり動き出したら大変なことになるでしょう。これは段差解消機でも同じことです。台の上に乗り、ブレーキなどを確認してストッパーなどもきちんと設定します。準備ができた時点で動き出さないと非常に危険です。ある機械はすべての安全装置がセットされて初めて昇降のボタンが有効になります。自分で押すこともあれば間違えてボタンに触れてしまうこともあります。完了した状態でないとボタンが作動しないので途中で動き出すことはありません。動かしても安心の状態になってやっと動かせます。