昔から「企業は人なり」などといいますが、企業にとって「人」は最も大切な要因です。どれほど優れた商品やサービスを発明または開発しようとも、それを大量生産し、世の中に知らしめ、販売して初めて「発明」が意味を持ってきます。そして、それらのことをするには「人」がいなければなにもできません。その「人」を採用するにはいろいろな方法があります。一番身近な例では求人媒体を資料することですが、新卒などいっぺんに多くの人を採用するには、そのためのやり方が必要です。そのやり方をしっかりと計画立って行いませんと、無駄な経費を発生させてしまうことになります。マスコミなどでは「就活」について就活生の心情などについていろいろと伝えていますが、採用する側も周到な準備が必要です。

採用管理とは具体的にどのようなことを指すのか。

採用管理と言いますと、複雑でかなり難しい印象がありますが、どんな企業であろうともある程度の人数がいる会社では計画的な管理なしに的確な採用を行うことはできません。もし、計画性を持たずに気の向くままに採用をしていたならその会社はいずれ低迷します。それほど、採用という業務を管理することは大切です。管理をするということは、即ち「計画性を持って行う」ことですが、例えば会社の現状として現在どの部署に人が足りていないかを把握することから始めます。仮に製造部門では人が足りていて、営業部門が少ないのであれば、営業部員を採用する必要があります。製造部門と営業部門では求める人材が全く違っていますので、採用の目安も異なって当然です。反対に、工場を増設予定があるのであれば、先を見越して製造部門を増やす必要があります。

現状ではなく将来を見据えることが大切です。

少子高齢化が言われていますので人を採用するのは簡単ではありません。若い人の人数が少ないのですからしっかりとそのことも踏まえたうえで予定を立てることが大切です。採用管理には、例えばどのような人材を求めるのかを最初に決める必要があります。「誰でもいい」という発想では、最初はなんとかやりくりができてもいつか人間関係が破たんし、会社を苦境に陥れます。計画性とは1年を通じて管理することが大切です。今の時代は採用活動をあまりに早く行うことは批判を浴びやすいですが、他社との兼ね合いもあり、スタートが遅れますと人材を確保できないこともあり得ます。ですから、採用試験を始める時期をしっかりと見極め、そしてその時期から逆算して採用管理を行うことが大切です。企業は商品やサービスを販売するときは競争を意識しますが、採用においても競争があることを前提にして管理することが必要です。